本えいが遅報

本と映画の感想ブログ

人文・思想

第032感 高橋昌一郎 著 『理性の限界―不可能性・不確定性・不完全性』・・・意見の決定に最良のものは存在しない。

2012年11月01日現在で『知性の限界』、『感性の限界』とともに著されているのが本書『理性の限界』です。 章立てとして、 序 章:理性の限界とは何か 第一章:選択の限界 第二章:科学の限界 第三章:知識の限界 となっていて、さまざまな考えや社会的立場(…

第030感 M.J.アドラー 著 『本を読む本』・・・70年以上読み継がれた読書術

本書はアメリカで1940年に刊行されてから、世界中で読まれてきた読書術についての解説書です。 構成は4部に分けられていて、 読書の意味 分析読書――読書の第三レベル 文学の読み方 読書の最終目標 となっています。

第026感 外山滋比古 著 『思考の整理学』・・・知り方ではなく、考え方が学べる。

本書は、主に大学生から社会人を対象とした知識の利用法をまとめた本です。 1983年に刊行された本が基になっていますが、その内容は30年ほど経った現代でも覚えて損はないものになっています。