本えいが遅報

本と映画の感想ブログ

社会・政治

<読書> 畑村洋太郎・吉川良三 『勝つための経営』

アベノミクスの影響で賃上げが叫ばれる中、以前から本棚にあった本書を読んでみました。 スマホで目にする韓国企業のSAMSUNGと米国企業のAppleがリーマンショック以降の不況を最低限のダメージで乗り切った手法と、乗り切れなかった日本企業の違いをサムスン…

第015感 西成活裕 著 『「渋滞」の先頭は何をしているのか?』・・・車間距離は40m以上でお願いします。

本書はズバリ、私たちが日々悩まされている渋滞ついて考える本です。 渋滞と聞いてパッと思いつくのが、ゴールデンウィークやお盆で体感することの多い道路の渋滞です。しかし、車以外にも渋滞は存在しています。人、インターネット、血液や在庫の流れにも渋…

第013感 河合秀和 著 『比較政治・入門』・・・8つの政治制度の成立

世界の政治制度を知り、その違いを比較することができることは、現代のグローバル社会において重要な知識なのではないでしょうか。 本書は、序章「新しい世紀の門口に立って」からはじまり、 比較政治とは何か 比較の枠組み イギリス アメリカ フランス ドイ…