本えいが遅報

本と映画の感想ブログ

第014感 ヒロ前田 著 『TOEICテスト究極の模試600問』・・・3回分の模試でTOEICへ挑戦!

日本における英語教育の重要性が増していくにつれて、TOEICを昇進やクラス分けに利用する会社や学校が増えています。

 

TOEICとはリスニングセクションとリーディングセクションからなり、それぞれ5~495点で評価される英語のマークシート形式のテストのことです。TOEICが何の略かというと、Test Of English for International Communicationです。すなわち、国際的に英語でどれだけコミュニケーションをとることができるかを問うているテストです。リスニングセクションで電話や館内アナウンスの音声を聞いたり、リーディングセクションで契約書や電子メールの読み取りが試されたりと、実際に海外で必要となる英語スキルをテストされます。

 

さて、本書の構成ですが、3回分の模擬テストが収録されています。そして3回すべての難易度が異なっています。1回目から段々と解答時間が長くなっていくようになっています。「3回チャレンジ法」という、普段の勉強にも活用できる学習法が紹介されています。また、マークシートでついやってしまうカンによる解答を考慮する「勘ボックス」マークシートがついています。各回100人以上のモニターが本模試を解答しているので、正答数による推定点数が得られます。これによって、本番で何点取れるかがわかります。

 

しかし、英語のスキル向上には日々の基礎学習が欠かせません。毎日まいにち単語の反復練習をするような、モチベーションを上げる目標だてが大切だと思います。

先日、TOEIC-IPテストを受けてきたので、本書でどれだけTOEICスコアが上昇したか楽しみです。

 

追記:(2012/08/02)

TOEICテストの結果が返ってきました。結局、前回よりも80点以上アップしました! とはいっても、まだ530点という体たらくなのですが・・・。

 

本書に書いてあったいくつかのTOEIC受験時のワザを実践してみたところ、以前受験した時よりも問題を解くスピードが上がったのが実感できました。また、本番に近い模試をやることで、ある種のカンがついたのかもしれません。思っていたよりもリスニングの点数が良かったです。選択肢のうち2つに絞った問題ではカンでマークするのですが、そこでどれだけ点数を稼げるかも点数の低いうちには重要なファクターだと思います。

 

これから4年間でどれだけ英語力が上昇するかも、本ブログで記録していきたいです。現在の具体的な記録法としてはTOEICテストが主となりますが、他にもTOEFLというテストが存在します。まだTOEFLを受験したことはありませんが、聞くところによるとTOEICよりも難しい試験とのこと。ある程度TOEICの点数が上がったところでTOEFLにも挑戦したいです。

 

また、私自身の勉強のモチベーションを上げるためにも、本書の他にも各分野で勉強に使えそうな本がありましたら、どんどん紹介していきます。