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【まんが感想】「かぐや様は告らせたい 1巻」このころはまだ「天才たち」だったのかも

 

こんにちは。

今回は、「かぐや様は告らせたい ~天才たちの恋愛頭脳戦~」の第1巻についてです。

 

 

 

 

 

 

 

 あらすじ

 ヤングジャンプで好評連載中 (2017年10月時点で7巻累計145万部、第3回次に来るマンガ大賞 コミックス部門1位)

家柄も人柄も良し!! 将来を期待された秀才が集う秀知院学園!! その生徒会で出会った、副会長・四宮かぐやと会長・白銀御行は互いに惹かれているはずだが…何もないまま半年が経過!! プライドが高く素直になれない2人は、面倒臭いことに、”如何に相手に告白させるか”ばかりを考えるようになってしまった!?恋愛は成就するまでが楽しい!! 新感覚”頭脳戦”ラブコメ、開戦!! (連載漫画『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~』|週刊ヤングジャンプ公式サイトより引用)

解説

まずは舞台や主人公たちの簡単な設定を、まんが内の描写やキャラ紹介を参考にまとめます。

 

・主な舞台

秀知院学園 (しゅうちいん‐がくえん):東京都港区に本拠地を置く幼~大学までの一貫校。主人公たちの通う高等部の偏差値は77前後。ここからは私の推測になりますが、本作6巻第60話「かぐや様は呼びたくない」の描写によると、この学園の最寄り駅は東京タワーが近くに位置するJR東日本の「田町駅」。また、ファミレス(おそらくサイゼリヤ)が近所にあることを考慮に入れると、本学園のモデルはKO義塾系列の某女子高か。

 

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(連載漫画『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~』|週刊ヤングジャンプ公式サイトより引用)

 

・登場人物

白銀御行 (しろがね-みゆき):秀知院学園高等部2年で生徒会会長、本作の主人公。全国模試トップクラスを維持するため、一日10時間の勉強を欠かさない努力家。さらにはバイトもこなし、人の相談や頼みごとを断ることがない。睡眠不足からくる目つきの悪さを自身のコンプレックスにしている。明るい栗色に見える髪は単なる漫画的表現であり、純粋な日本人。

 

四宮かぐや (しのみや-かぐや):秀知院学園高等部2年で生徒会副会長、本作の主人公。四大財閥の一つ、四宮グループの令嬢。その優秀な血筋から、どんなことでもかなりのレベルでこなせてしまう天才で美少女。欠点と言えるのは、超絶お嬢様ゆえの世間知らずさと、発展途上な体形くらいか。白銀会長と出会うまでは他者とのコミュニケーションを積極的にとることのない、自他ともに認める冷徹な女性であった。しかし、会長をはじめとする生徒会メンバーとの交流により、少しずつ周囲に心を開くようになっていく。

 

藤原千花 (ふじわら-ちか):秀知院学園高等部2年で生徒会書記、本作のヒロイン。『ゆるふわ巨乳』で、かぐや様いわく、彼女のIQ(アイキュー)はたったの3。

 

 

 

第3話あらすじ

 1巻で一番好きな第3話「かぐや様はよく知らない」についての感想です。

 

 第2話「ババ抜きをさせたい」で映画のチケットを手に入れた白銀会長とかぐや様は、本音では二人で映画を見に行きたいはずなのに、『もしかしたら』同じ時間に見るかもなんて建前を並べます。四宮グループの側近たちをフル活用してかぐや様は白銀会長を待ち伏せします。しかし、かぐや様の世間知らずが発揮され、結果としてお互い斜めの位置関係になってしまい、両者敗北に。

 

今回のお可愛いところ!

 第3話の見どころは何といってもかぐや様の可愛さ! 学園モノでは珍しいかぐや様の私服姿が見られます。膝上の白ワンピースをまとったかぐや様が、緊張した面持ちで会長を待つ姿はとてもかわいらしい。なのに会長と『奇遇に』遭遇する場面では、なんてことないかのようにふるまうところも、非常に魅力的。かぐや様のお可愛いところが多分に含まれた第3話ですが、特にいい場面は、かぐや様が映画館を『思ってたよりもずっと綺麗なところですね』と白銀会長に感想を漏らしたところ。普段のかぐや様は、会長をオトすために四宮家で鍛えられたスキルを駆使して本音と建前を使い分けます。しかしこの場面は、かぐや様の素直な感想が漏れ出たシーンで、とてもかわいいかわいい描写でした。

 いちいちニヤニヤできてたまらない作品です。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

 

以降の感想エントリはこちら

【まんが感想】「かぐや様は告らせたい 2巻」妹とガンガンしてる - 本えいが遅報