本えいが遅報

本と映画の感想ブログ

2012-07-01から1ヶ月間の記事一覧

第014感 ヒロ前田 著 『TOEICテスト究極の模試600問』・・・3回分の模試でTOEICへ挑戦!

日本における英語教育の重要性が増していくにつれて、TOEICを昇進やクラス分けに利用する会社や学校が増えています。 TOEICとはリスニングセクションとリーディングセクションからなり、それぞれ5~495点で評価される英語のマークシート形式のテストのことで…

第013感 河合秀和 著 『比較政治・入門』・・・8つの政治制度の成立

世界の政治制度を知り、その違いを比較することができることは、現代のグローバル社会において重要な知識なのではないでしょうか。 本書は、序章「新しい世紀の門口に立って」からはじまり、 比較政治とは何か 比較の枠組み イギリス アメリカ フランス ドイ…

第012感 バンダイビジュアル 著 『TIGER & BUNNY KING OF WORKS』・・・ワイルドだろぉ~?

『TIGER & BUNNY』というサンライズ制作によるアニメ作品の設定資料集です。2011年4月から9月まで放送されていました。 近未来の都市を舞台に、特殊能力をもつ「NEXT」とよばれる人たちがヒーローとして活躍します。彼らは実在する企業―Amazonや牛角など―の…

第011感 養老孟司ら 著 『環境を知るとはどういうことか』・・・流域から考える

本書は、かの有名な養老孟司先生と、環境保全活動をされている岸由二先生の対談をまとめたものです。章立ては以下の通りで、 1、五月の小網代を歩く 2、小網代はこうして守られた 3、流域から考える 4、日本人の流域思考 5、流域思考が世界を救う 6、…

第010感 園池公毅 著 『光合成とはなにか』・・・植物のふしぎ!

光合成は小学校の生活科の時間や理科の時間でだけ習うものだと思っている方も多いのではないでしょうか。中学校の理科では、「水と二酸化炭素と太陽光で光合成が起こります」とだけ教えられ、その詳しいメカニズムはほとんど教えられませんでした。私も高校3…

第009感 賀東招二 著『コップクラフト3』・・・シリアスしてます

『コップクラフト』シリーズも、はや3巻目。シリアスが前面に押し出された内容です。本書表紙に載っているティラナの制服コスが示す通り、今回はティラナが高校生として潜入するおはなし。結末は挿絵を観てしまえば分かってしまうのですが、ネタバレしても…

第008感 J.P.マッケボイら 著 『マンガ量子論入門―だれでもわかる現代物理』・・・絵が多くていい感じ

本書は自然科学分野を取り扱うブルーバックスの出版です。現代物理の要である量子論を扱っています。著者はJ.P.マッケボイとオスカー・マケッティの両氏で、治部眞里氏が翻訳をされています。 量子論というと、 アインシュタインの光電効果 ハイゼンベルクの…

第007感 伊藤計劃 著 『ハーモニー』・・・ハーモニーの意味とは?

<etml.lang=ja> <body> これは <list:item> <i:御冷ミァハの> <i:零下堂キアンの> <i:霧慧トァンの> 物語で、 <i:世界中に核が落ちて> <i:世界中でガンや白血病が蔓延して> <i:世界中が健康に敏感になった> 世界です。 </list> <explanation> 世界のほとんどすべての「…</explanation>